2012/03/03

【示談報道】心臓カテーテル検査による仮性動脈瘤形成→神経圧迫

【ソース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120228-00000035-kana-l14

【要点】
  • 2010年8月、藤沢市民病院で慢性腎不全の64歳女性が心臓カテーテル検査を受けた。
  • 右上腕のカテ挿入部を圧迫止血。
  • 検査後不調を訴えるも4度の診察で動脈瘤を発見できず、救急搬送後の超音波検査で6cm×3cmの動脈瘤が神経を圧迫し右手指に障害が発生したことが判明した。
  • 藤沢市は、女性に270万円を賠償する。2011年2月27日公表。

【類似事例など】

名古屋地方裁判所平成12年5月26日判決(平成3年(ワ)295)
  • 鼠径部から刺入した事例。止血不充分、出血・血腫形成を経て大腿神経麻痺。
  •  病院に対し、約1100万円の賠償を命令。判決確定。
  • 判例タイムズ1092号254頁。


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